女子走り高跳びで、待ち時間に寝袋に入りトラックで眠る選手の姿が話題になりました。
「眠れる森の美女」と称された女性の正体は、ウクライナのヤロスラワ・マフチフ選手。
この記事では、マフチフ選手が試合の合間になぜ寝るのか、その理由を調べました。
目次
マフチフの寝る姿が話題に
マフチフ選手の寝る姿が初めに話題になったのは、2024年のパリ五輪でした。
自分の番を終え寝袋に入って眠る様子が中継で流れます。
これがSNSに投稿されると、「まるで眠り姫のよう」と広く拡散ました。
それ以降、大会でトラックでマフチフ選手の眠る姿が注目されるように。
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▼2025世界陸上


マフチフはなぜ寝る? 背景に合理的な理由

では、マフチフ選手はなぜトラックで寝るのでしょうか。
理由は、血流を良くして身体の柔軟性を保つためで、2018年にコーチのすすめで始めたとか。
走り高跳びは、試技と試技の間の待ち時間が20〜30分になることもあります。
ジャンプの合間に長時間座ったままだと血行が悪くなるため、横になって血を流すことが効果的だそうです。
マフチフ選手はインタビューで「スタジアムにいることを忘れリラックスできる」と話し、このルーティーンの効果を実感している様子です。
まとめ
- パリ五輪以降、トラックで眠るマフチフ選手の姿が話題に
- 寝る理由は「待ち時間に血行が悪くなるのを防ぐため」
トラックで眠るという驚きの光景の裏には、合理的な理由があったのですね。
今後もマフチフ選手の活躍を応援していきましょう。