この記事では江口寿史さんの”トレパク”疑惑について、「いつからトレパクを始めたのか?」「始めた理由」を考察しています。
江口寿史はトレパクをいつから始めた?
過去にはモデルを雇う、自身で写真を撮るなどしていた
“トレパク”つまり「他人の作品(写真)を無断でトレースし、自らの作品として発表する」行為は、いつ頃から行われていたのでしょうか。
江口寿史さんと親交のあるイラストレーター・中村佑介さんによると、江口さんはかつてモデルを雇ったり、自身で撮影した写真をもとに描いたりしていたそうです。
こんなに次々と出てきた状況ではスペース難しいです。江口先生は画集のメイキングでも過去は本当にご自身で写真撮ったりモデルさんに協力してもらったりしていたのに戸惑っています。通話でもお伝えしたように全て明確にし、権利先と解決し、その上できちんと謝罪文出してください。@eguchinn pic.twitter.com/GQPc26vHUC
— 中村佑介┃Yusuke Nakamura (@kazekissa) October 5, 2025
つまり、すべてのイラストが無断利用によるものではなく、ある時期を境に手法が変化した可能性が高いと考えられます。
2000年代初頭にはトレパクを開始か?

江口寿史さんはもともと漫画家としてデビューし、イラストの仕事が増えた1990年代以降、徐々に活動の中心をイラストレーションへと移していきました。
ただし、正確な“トレパク”の開始時期は明らかになっていません。
筆者が確認できた最も古い例としては、
2003年に江口さんが手がけた大槻ケンヂ氏の小説『グミ・チョコレート・パイン』単行本の表紙イラスト
が挙げられます。
このことから、少なくとも2000年代初頭にはこの手法を取り入れていた可能性がありますが、それ以前の作品についても、特定班による調査が進行中です。


「江口寿史がホントは絵が描けない」説はガゼ
ネット上では“トレパク”疑惑のある作品が次々と見つかっており、「江口寿史って、本当は絵が描けないのでは?」という声まで上がっています。
つまり、「絵が描けないからトレースしているのではないか」という指摘ですね。
しかし、これは誤りです。
江口寿史さんはライブペインティングなどの場で、トレースを使わずにその場で絵を描いていることが確認されています。
江口寿史先生ライブペイント午前の部 pic.twitter.com/165aXWHaXm
— tekuteku (@teku2main) March 13, 2021
したがって、江口さんが“絵を描けない”というわけではありません。
では、「自分でも描けるはずの人が、なぜトレースを選んだのか?」「なぜ先に許可を取らなかったのか?」
ここが多くの人が気になる点ではないでしょうか。

江口寿史はなぜトレパクしたのか?SNSでの考察
江口さんが”トレパク”を始めた理由について、ネット上ではさまざまな憶測が飛び交っています。
SNSで最も多く見られた意見は、「楽をしたくなったからではないか」というものでした。

どこかのタイミングから、楽をしたくなったんだろうなぁ



自力で描くことをサボり始めたのか



増えてく業務量の効率化を図るためにトレースしてたんじゃないか?
モデルの方にあらかじめ許可を取らないでトレースしたことについては、こんな指摘も。



たとえば、ハーパーズバザー韓国版では女優がモデルを務めており、トレースの許可が下りるとは考えにくい。
江口さん自身もその厳しさは理解していたはずで、要するに、手間や費用を惜しんだのだろう




まとめ
江口寿史さんのトレパク疑惑について、始めた時期や理由を考察しました。
今後、江口さん自身から一連の“トレパク”騒動について説明がするとのことです。本人の言葉に、注目が集まります。