イラストレーターの江口寿史さんが炎上しています。この記事では、
「何があったのか」
「何が問題なのか」
「古塔つみさんのトレース問題との比較」
をわかりやすく解説しています。
江口寿史とは:女性の絵で有名!長いキャリアの人気イラストレーター

名前:江口寿史(えぐち ひさし)
生まれ: 1956年生まれ
主な肩書: 漫画家、イラストレーター
イラストレーターとしてのキャリア:
1980年代後半頃からイラストの仕事も手がけ始め、美しい女性の絵で人気に
現在の活動:
現在は人物イラストを描くイラストレーターとしての活動が中心

女性の絵を描かせたらピカイチ!長いキャリアを持つ超人気イラストレーターだよ
江口寿史がトレースで炎上!何があった?
今回の騒動で何があったのか、時系列に沿って整理します。
①騒動の発端


- 発端
江口氏が「インスタに流れてきた完璧に綺麗な横顔」を元にJR荻窪駅のルミネに大型ポスターとしてイラストを描いた - 無断利用の判明
後に、この横顔の人物がモデルの金井球さんだと判明。事前の承諾はなかった - 写真を使用された女性が問い合わせ
金井さんが問い合わせをした
②江口さん、金井さん、ルミネの対応


- 事後対応
江口氏は金井さんからの問い合わせを受け、使用の承諾を得たことをXで報告 - 解決内容
クレジット表記と使用料の支払いが行われた - 金井さんの声
江口氏の「(ほくろを描き足すなど)誠実なご対応」に感謝を表明 - 江口氏の報告
解決を受けてイラストを再度公開し展示場所等を告知、「金井さんの活動も応援して」と投稿
③批判の内容
- ネットの声
「プロの無断使用は信じられない」「ガッカリ」といった批判が相次ぎ、炎上状態に - 金井さんの主張
「わたしはわたしだけのものであり、人間としてさまざまな権利を有しております」と、権利を主張するコメントも残す
流れをざっくりまとめると、以下のとおりです。
- 江口氏が金井球さんの写真を商用イラストに無断利用した
- 金井さんからの問い合わせに事後対応はしたが、その態度などに批判が殺到
江口寿史の炎上は何が問題?
次に、今回問題となっている点を整理していきましょう。
①許可なしの商用利用
- モデルの金井さんに無断でSNS写真を利用した
- そのイラストを商用目的で使った
- 本来、仕事利用なら事前にモデル料を払うべきだった。



単なる練習画公開しないなら許可は要らないけど、『無許可なのに商用利用した』はダメ!
②事後対応への批判
- 無断利用が発覚してから、後付けでモデルに承諾をもらった
- 謝罪をせず「この子を応援して」という内容だったため、批判された
- 後で許可を得た後も、イラストの掲載と告知を続けたことにも批判が集まった



謝罪して、自身のSNSのイラストを取り下げた方がいいのでは?
③トレース疑惑
これ参考にしたとかのレベルじゃなくてただのトレースじゃないですか。
— 🌿の国 移住記録 (@9_o_clock_w) October 3, 2025
ただトレースして線引くだけなら中学生でも出来ますよ。後ろの建物もどこかの建物の写真をトレースした感じですかね。
絵描きではなくトレース屋さんですか? pic.twitter.com/jBrXlBrAtg
- 単に参考にしたのではなく、写真を「なぞって」(トレースして)描いたのではないかという疑惑が出た
- プロのイラストレーターとして、この制作方法が倫理的に問題だとされた



トレースだったら残念すぎるよね
他の作品にも疑惑が拡大!
ルミネの広告だけでなく、他の作品にも「無断利用・トレースではないか」という疑惑が浮上しています。
▼疑惑が浮上した作品の例






古塔つみのトレース問題との比較
似た事例として、古塔つみさんとの対応の違いも話題になっています。
古塔つみさんのトレース疑惑とは:
2022年、多くの作品が「写真からの無断利用・トレースではないか」と指摘され炎上。


2人の大きな違いは、謝罪をしたかどうか、という店。
「江口さんはきちんと謝罪すべき」
「同じようなルール違反なのに新人の古塔つみさんはアウト、ベテランかつ有名な江口寿史さんはセーフなのはおかしい」
との批判も出ています。
▼2人の対応の違い
項目 | 古塔つみさんの対応 | 江口寿史さんの対応 |
---|---|---|
無断利用 | 認めた | 認めた |
謝罪 | 謝罪文を出した | 謝罪しなかった |
トレース | 否定した | 言及しなかった |
まとめ
- イラストレーターの江口寿史氏が、女性の写真を無断で商用利用し炎上
- 対応にも批判が集まる
- さらに「トレースではないか」という指摘も
- 他の作品にも無断利用・トレースの疑惑が次々と浮上
- 古塔つみさんの事例とも類似しているが、対応の違いも話題に
この騒動は、クリエイター業界の表現のあり方について考えるきっかけにもなりそうですね。
今回の一件が今後江口寿史の活動にどう影響するのか、引き続き見守っていきましょう。