マクドナルドが、紙ストローを廃止すると発表しました。
この記事では、廃止はいつからなのか、廃止の理由はなぜなのかを調査しています。
マックの発表内容:紙ストロー廃止はいつから?

日本マクドナルドは10月27日、公式サイトを更新し、11月19日から順次、紙ストローの提供を終了すると発表しました。
そのほか、「紙ストロー終了」についての発表内容は、次の通りです。
- コールドドリンク(紙カップ用)のフタをストローなしで飲めるタイプに順次変更。
- 新しいフタは使用済みのペットボトルを再生したプラスチックを採用
- 子ども用の飲食時は、従来通りストロー付きで提供。
- マックシェイク、マックフィズ、マックフロート、フラッペ、スムージーは引き続きストロー付きで提供。
▼「ストローなしで飲めるフタ」の写真。カップの蓋に飲み口がついています。
ついに試験運用終わって全国展開か、
— uji (@ujisan89) October 27, 2025
ストローなしのマック店舗利用してるけど飲みやすいしかなりいいよ
飲み口も大きいし。
昨日紙ストロー使ってダメだわこれってなってたからほんとようやくかって気持ち pic.twitter.com/4rvbJOlz0c
▼従来のカップと、新しいカップの比較。
(写真左)これまでのストローを挿して使うカップ
 (写真右)フタに飲み口がついた新しいカップ
マクドナルド、紙ストローやめます カップのフタに飲み口https://t.co/yMeHSL9jcI
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) October 27, 2025
11月19日から全国約3000店舗で順次導入。フタの素材には使用済みペットボトルを再生したプラスチックを使います。リサイクルやバイオマスの技術向上を受け、紙製ストローを終了する動きが広がっています。
紙ストローを廃止する理由は?

マクドナルドの発表によると、紙ストローを廃止する目的は「バージンプラスチック削減の取り組みの一環」としています。
バージンプラスチックとは?
バージンプラスチックは、石油や天然ガスから新しく作られた、未使用のプラスチック原料のことです。
 反対に、使用済み製品を回収・再加工したものがリサイクルプラスチックと称されます。
しかし、化石燃料を使いCO2を排出するため、環境負荷の低い再生プラスチックへの転換が世界的な課題となっています。
(参考)
・newji.ai リサイクルプラスチックとバージンプラスチックの特性の違いと利用方法
・環境省 資料
マクドナルドは、次のような目標を掲げています。
「2025年末までに、お客様提供用の容器包装類を、再生可能な素材、リサイクル素材または認証された素材に変更」
今回の紙ストロー廃止は、この目標を実現するための具体的なステップとして、再生プラスチック製のフタへの切り替えが行われた形です。
まとめ
この記事では、マクドナルドの紙ストロー廃止についてまとめました。
環境に配慮した取り組みが、私たちの身近なところから少しずつ広がっていきそうですね。

 
		