日本中に衝撃が走ったスイカペンギンの卒業発表。
ネット上では反対の声が相次ぎ、署名活動にまで発展しています。
過去には、こうした反対の声を受けて卒業を撤回した有名キャラクターも存在します。
この記事では、スイカペンギンへの反対の声と、過去の卒業撤回事例についてまとめます。
スイカペンギンの卒業に反対の声!署名運動が開始
11月11には、卒業撤回を願うオンライン署名が立ち上がりました。
署名は「JR東日本にお願い。Suica公式キャラクターのペンギンの卒業撤回を願う署名。」と題したもの。
開始2日後の13日の時点で18,000件を超える署名が集まっています。
署名を立ち上げた方は、活動の主旨について以下のように説明しています。
署名活動の主旨
(略)ペンギンは単なるキャラクターではなく、多くの人々に愛され、支えられ続けてきた存在です。その卒業は、長年のファンや利用者にとって大きな損失となります。
JR東日本には、ペンギンのキャラクター卒業中止を真剣に再考し、これからも変わらずペンギンを活躍させる方法を模索するための貴重な機会があります。
このペンギンは、次世代にわたっても愛され続けるべき存在であり、多くの人々に夢や希望を与え続けていくことができると信じています。(略)
-「JR東日本にお願い。Suica公式キャラクターのペンギンの卒業撤回を願う署名。」より引用
60件以上のコメントが寄せられ、多くの人がスイカペンギンを、交通ICカードのシンボル以上に“日常の癒やし”や“心の支え”として感じていることがうかがえます。

「朝も夜もクタクタに疲れて電車に乗っています
そんな時、駅や車内の広告で、自販機に貼ってあるステッカーでSuicaのペンギンを見ると、可愛くて可愛くて思わずふふっと笑顔になる 私の小さな癒やしでした」



「会社に行きたくないな〜という朝。 ふとSuicaを見ると、 「行こうよ!大丈夫だよー」 という感じでいつもそこにいました。
電車に乗るタイミングというのは憂鬱が付きまとうことも多い中、ペンギンの存在が前向きな気持ちをくれていました。」



「ペンギンだからSuicaに愛着を持ってるんだよなー… これが適当なキャラならもうクレカでもpaypayでもパスモでもいいし。 」
あの有名キャラは反対殺到で卒業撤回していた
署名活動は、どのような効果が期待できるのでしょうか?
実は、ドン・キホーテのキャラクターであるドンペンが卒業を撤回した例があります。
【ドン・キホーテ「ドンペン」卒業撤回まとめ】
- 2022年12月16日昼
ドン・キホーテが公式キャラクターを「ドンペン」から「ド情ちゃん」に交代すると発表。 - 発表後すぐに反発
ファンから「ドンペンをやめないで!」という批判や悲しみの声が多数寄せられる。 - 同日夜(約8時間後)
社長をふくむ経営幹部が緊急会議を開き、ドンペンの続投を決定。 - 公式謝罪
「お騒がせして申し訳ありません。お客様のドンペンへの愛を再確認しました」と発表。 - 結果
「ドンペン」は引き続きドン・キホーテの公式キャラクターとして活動。 - 補足
一部では「宣伝のためのネタでは?」という声もあったが、会社は「起きたことがすべて」と否定。
こうした前例もあり、スイカペンギンの卒業撤回を期待する声も上がっています。
ただ、背景には版権の問題があるとされており、実現は簡単ではなさそうです。


まとめ
この記事では、スイカペンギンの卒業に反対する動きをまとめました。
今後の続報にも引き続き注目が集まります。


